MEO対策を行うメリットは?|デメリットと合わせて解説

countermeasures meeting

地図アプリの内、Googleマップの利用率は87%を超え、更にその約半数近くがお店の情報を検索する目的で利用しています。

ユーザーがネット検索や地図検索を利用してお店を探している今、MEO対策は必須の集客方法です。

参考:PRTIMES

ただ、

「MEO対策をするとメリットはある?」
「MEO対策をしても効果はでる?」
「どのように対策したらいいのか分からない」

といったことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

MEOは無料のGoogleマップを使って対策を行うことができ、多くのメリットがあります。専門的な知識がほとんどない状態でも、対策に取り組み集客をすることができます。

この記事ではMEO対策をするメリットや対策方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

MEOとは?

MEOとは、Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略称で、Googleビジネスプロフィール(現:Googleビジネスプロフィール)やローカル検索で自社の店舗を上位に表示することを意味し、その対策を行うことが「MEO対策」です。

あなたがお店を探す時にGoogleで、「お店の名前」もしくは「地域名+サービス」で検索するのではないでしょうか?

例えば、「東京駅 居酒屋」と検索すると、以下のような検索結果が表示されます。Top 4 search results
検索結果の上位4つに表示されているものがGoogleマップの情報を元に表示されています。

対策を行うことで検索画面の上位に表示され、お客さんがお店に来店しやすくなります。
また、検索結果以外にもGoogleマップで検索を行った際にも上位に表示されやすくなります。

MEOについては以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

関連記事:MEO対策とは?集客を上げるための上位表示に欠かせない13の施策

MEO対策のメリット

Good
MEO対策をすることで得られるメリットが大きく5つあります。

  • 自然検索より上位表示されるのでユーザーが目に留めやすい
  • SEO対策と比較すると費用対効果が高い
  • 来店率が向上しユーザーアクションにつなげやすい
  • 専門スキルがいらないので自分でも対策できる
  • 競合が少ない可能性が高い

これだけのメリットがあるMEO対策は、集客を伸ばすために必ず行うべきです。
この記事を読んでいる方も、検索をかけて一番上に表示されるお店に興味が湧いた経験ありませんか?
MEO対策によって上位表示されることで、店舗の情報がお客さんの目に留まりやすくなり、新規顧客の獲得に繋がります。
では、上記で紹介した5つのメリットについて、詳しく解説していきます

自然検索より上位表示されるのでユーザーが目に留めやすい

MEO対策をすることで、通常のWebでの検索結果よりも上位に表示されるのでユーザーの目に留まりやすくなります。
MEO and SEO

SEOという、通常のWeb検索においての上位表示対策との違いについて、こちらの記事で詳しく解説していますのでご参考にしてみてください。

関連記事:どちらが効果的?SEOとMEOの違いや関係性について解説!

LINEが実施した調査の結果、スマホで調べる方法で一番多かったのが検索エンジン(93%)でした。
検索方法にSNSが台頭してきているとはいえ、依然多いのは検索エンジンです。

Search on the web

通常の検索では、検索結果で1番上に表示されるサイトは広告や、Webサイトです。

しかし、ローカル検索(地名+サービス)検索する際は、その検索結果よりも上の目に留まりやすい位置に表示されます。

local search
このように、MEO対策を行い上位表示されれば、当然ユーザーの興味を引きやすく、新規顧客獲得につながる可能性が高くなります。

SEO対策と比較すると費用対効果が高い

SEO

検索結果で上位表示をする対策を行うSEOは、競合が企業のサイトや個人のブログ、ポータルサイトなどさまざまな競合がひしめいています
その中でお店のサイトを上位表示するのは至難の業です。

もちろんSEO対策を専門に行ってくれる業者もいますが、サイトのコンテンツを制作したりと対策をし続けなければいけないことから費用は高額になりやすいです。
また、Webサイトがなければサイト制作から始めなくてはいけないためその分費用は嵩みます。

対してMEOは無料のGoogleマップを利用して対策を行うことができます。一度お店の正しい情報を設定すれば継続して難しいコンテンツを発信し続ける必要がありません。

もちろん、情報の更新などは必要になりますが、忙しく自社で対応できない場合は業者に依頼することもできます。その費用もSEOと比較すると安価になります。

その上、効果も出やすいためSEOと比較すると費用対効果が高くなります。

来店率が向上しユーザーアクションにつなげやすい

People walking in the city

「地域名 ジャンル名」で検索するユーザーは、求めている内容や目的が明確な場合がほとんどです。
そのため、MEO対策をしておくことで上位表示することができれば、他のWeb集客対策と比較しても来店率が高く、ユーザーアクションに繋げやすくなります。

アメリカのsistrix社の調査によると日本では現在75%以上のユーザーがスマホで検索を行っているという結果がでています。

検索結果からそのままマップのナビゲーションに移動することもできるのでさらにユーザーのアクションにつながりやすくなります。

専門スキルがいらないので自分でも対策できる

bookshelf

MEO対策は、サイトを制作したり、ライティングをしたりと言った専門的なスキルは必要ないため自分でもしっかり対策することができます。
基本的な設定や運用については、いろいろと調べながら行えば自分でも十分対策をすることができます。

ただし、対策項目が多くあり、その中でも正しい対策方法を実施しないと方向性が間違ってしまい、効果が全くでないということもあるため注意しましょう。

一度ご自身でMEO対策について調べてみたいという方は、こちらの記事をご参考にしてみてください。

こちらの記事では、本で対策方法を調べる場合のおすすめと、本以外で調べる方法についてもご紹介しています。

関連記事:MEO対策本おすすめ5選|基礎を身につけて店舗集客

競合が少ない可能性が高い

pc worker

MEO対策の競合は、自分のビジネスを行っている商圏の範囲内になります。そのため、全世界を競合とするような、SEOと比較すると競合が少なくなります

たとえ、同業他社がひしめくような激戦区だとしてもMEO対策を全ての店舗が行っているわけではありません。

そのため、競合が少なくなりやすく上位表示される可能性が高くなります。

ただ、どの集客方法もかならず競合は少しずつ増えていきます。MEO対策は中長期的にコツコツと続けることが重要です。

競合のMEO集客が整っている時点からスタートすると、大きな遅れを取ることになるので、早い段階から対策しましょう。

MEO対策のデメリット

Bad

では、「MEO対策にデメリットはないの?」と思う方もいるのではないでしょうか?
メリットばかり解説しましたが、MEO対策のデメリットも大きく分けて3つあります。

  • 即効性は期待できない
  • 口コミによっては評価が下がる可能性もある
  • ビジネスによっては対策が難しい、できない場合も

デメリットを解説しながら、その解決方法も紹介しますので、徹底的に対策していきましょう。

即効性は期待できない

対策をしたからといって確実にすぐに効果が出るわけではありません。対策後にすぐに効果が現れる事例はあるものの、口コミの数が増えるのにも時間がかかり、それをお客さんが実際に見て来店するのにもある程度の時間がかかります。

MEOは基本的には中長期的(半年から1年後)にコツコツ対策を続けることで少しずつ効果が出てくる施策になります。その後は安定して集客につながるため我慢強く対策を行う必要があります。

口コミによっては評価が下がる可能性もある

Googleマップにはお客さんが口コミを書き込むことができますが、良い口コミが書かれる可能性があれば残念ながら悪い口コミが書かれる可能性もあります。

お客さんはお店の情報と同時に口コミも確認するため、悪い口コミが多くなるとお店の信頼性が低くなり、お客さんの獲得につながりません。

ただ、お店を運営する上でどうしても悪い口コミは書かれてしまうものです。残念ながら個人を攻撃したり、罵声を浴びせるような悪質な口コミ以外は削除をすることができません

悪い口コミに対する返信もお客さんは見ています。もし悪い口コミが書かれてしまった際は、謝罪の返信をするなど真摯な対応を心がけましょう

悪い口コミはネガティブな要素になりますが、しっかりと対応を行えばそれはポジティブな内容になる可能性もあります。

ビジネスによっては対策が難しい、できない場合も

MEO対策は、ビジネス形態によっては対策が難しい場合やそもそも対策できない場合もあります。MEO対策は、基本的にはお店があること前提であるため、特にBtoBで店舗が無いような企業は大きな集客につながりにくいかもしれません。

ただし、お店のない企業でもビジネスプロフィール作成はできますし、企業の評判を調べて比較するユーザーもいたり、採用へ繋がる可能性もあるので、登録することをお勧めします。

MEO対策の方法

MEO method

メリットやデメリットについてわかったところで具体的なMEOの対策方法についてご紹介します。

対策の流れは以下のとおりです。

  1. Googleビジネスプロフィールへの登録が必須
  2. 写真を投稿してお店の魅力をアピール
  3. 口コミを返信してユーザーとコミュニケーションをとる
  4. 投稿機能を利用してお店の情報を発信

Googleビジネスプロフィールへの登録が必須

MEO対策をする前に、まずは、Googleビジネスプロフィールに登録する必要があります。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、お店情報が表示されるようになります。

自分が登録していなくてもWeb上の店舗情報などからGoogleが自動でお店を登録している場合もあります。

登録をした後はオーナー申請も行って自分がお店の情報を変更したり、口コミに返信できるようにしておきましょう。

関連記事:Googleビジネスプロフィールオーナー確認の手順と知っておくべき注意点

写真を投稿してお店の魅力をアピール

お店を登録しても文字だけの店舗の情報ではそのお店がどんなお店なのかお客さんはわかりません。次に取り掛かる作業が写真を投稿してお店の魅力をアピールすることです。

写真が充実していることにより、お客さんがお店の情報を見た時にどんなお店なのかがわかり、来店したくなります。

店内、お店の外観、メニュー、商品などさまざまな写真を投稿してお店の魅力をアピールするようにしましょう。

関連記事:Googleビジネスプロフィール【写真】機能でできること

口コミを返信してユーザーとコミュニケーションをとる

口コミはお店の信頼性を高めるために大きな効果を発揮します。お店を訪れるか迷っている方は、お店の情報や口コミで判断することが多いです。
お客さんの口コミに積極的に返信して、コミュニケーションを取ることで今後の評価にもつながります。

口コミの評価が高いお店はそれだけお客さんが来店したくなるポイントになります。お客さんは良い口コミだけでなく悪い口コミも目にします。もし悪い口コミが書かれてしまった際は返信を行い、真摯な対応を心がけるようにしましょう。

関連記事:Googleビジネスプロフィールの口コミ対策!悪い口コミをよい印象に持っていける対応とは

投稿機能を利用してお店の情報を発信

Googleビジネスプロフィールの投稿機能はSNSのようにお店の情報を発信できる機能です。

  • お店の最新情報
  • イベント情報
  • クーポン情報

などなど、さまざまな投稿を行いお店の情報を発信しましょう。お客さんは常にお店の最新情報が欲しいものです。
魅力的な内容を直接タイムリーに発信できるようにしましょう。

関連記事:Googleビジネスプロフィール【投稿】機能でできること

MEO対策の注意点

 

Man taking notes

MEO対策における注意点として、Googleビジネスプロフィールのガイドラインを遵守しなければなりません。最悪の場合ビジネスプロフィールが停止されてしまい、MEO対策ができなくなる可能性があります。

  • 個人情報を掲載する
  • 詐欺的な情報
  • 危険な行為を促す内容

などなど、禁止をされているコンテンツや写真を投稿しないようにしましょう。
ガイドラインは細かく決まっているためもしわからないような情報がある場合は確認をして違反しないように注意しましょう。

参考:Googleビジネスプロフィールガイドライン

まとめ:MEO対策はメリットばかり

Googleビジネスプロフィールは無料で登録できる上、MEO対策をすることはメリットばかりです。

ただ、メリットを最大限発揮するには、しっかりと対策項目を網羅して実施する必要があり、正しく実施しないとメリットが発揮できません。

また、中長期的にコツコツと対策する必要がある為、競合に後れを取ってしまう前に必ず対策しましょう。

無料で相談を受け付けている業者もあるので、自分で対策をするのが難しいと思った場合は一度MEO業者に相談してみたり、資料を請求してみてはいかがでしょうか?

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