MEO対策をしていても、なかなか掲載順位が上がらずに悩んでいませんか?
- そもそも掲載順位って何で決まっているの?
- どう対策したら掲載順位上がるようになるの?
おそらく、こういった疑問を持っている方が多いと思います。
順位が上がらない原因の一つとして、Googleのアルゴリズムに引っかかるような要素を認識して対策できていないことが挙げられます。
Googleのアルゴリズムに引っかかる要素を理解することで、正しい方法で効率的に掲載順位が上がるMEO対策ができるようになります。
ここでは、Googleのアルゴリズムが掲載順位を決める時に見ている要素について紹介します。
ローカル検索結果では、さまざまな要素が複合的に判断され、ユーザーにとって最適な検索結果が表示されます。
その中でも、掲載順位に特に影響を与えている要素としてGoogleのガイドラインに記載されている関連性・距離・視認性の高さがあります。
関連性
関連性とは、“検索語句”と“ローカルリスティング”が合致する度合いを指します。
つまり、簡単に言えばユーザーが「渋谷 ワイン」と調べたときは、Googleビジネスプロフィール内にあるメニューや投稿などに“渋谷”“ワイン”についての情報が多くある場合に関連性が高いと判断され、上位掲載されやすくなるということです。
どのようなワードで調べられたときに自身のGoogleビジネスプロフィールが掲載されたいのかを考えて対策するようにしましょう。
また、検索ワードによっては表示される写真が変わる場合もあります。
上画像にもあるように「渋谷 ワイン」で検索したとき、青枠の部分にワインの写真が表示されていることがわかります。
これはカバーやロゴ写真をワインとは別の写真で設定していたとしても、Google側で関連性の高い写真を表示するようになっています。
※関連性が高いものとはいえ、写真がGoogleビジネスプロフィール内にたくさんあったとしても、こちら側で表示したい写真を設定することはできません。
距離
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。
地域を設定していない場合は検索地から計測されるため、検索する場所によって掲載順位が変わります。
たとえば、浅草駅と押上駅で地域名を入れずに「人気 整体」で調べた場合を比較してみるとわかりやすいです。
このように、現在地周辺の店舗や施設を表示するようになっています。
逆に地域名を指定して検索してみると表示が変わります。
現在地を押上駅にした状態で「浅草 人気 整体」と調べてみると、位置情報にかかわらず浅草にある整体院を表示してくれるようになりました。
距離も検索順位にかかわりますが、地域名を入れて検索するユーザーの割合は多いので、地域名もしっかり関連付けると上位掲載のきっかけとなります。距離が遠いからとあきらめる必要はありません。
視認性の高さ
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているのかという知名度のことです。
オフラインでの知名度も影響するので、検索結果にもこうした情報が加味されます。
たとえば「表参道 ブティック」と調べた時、下画像のように上位に表示される多くが有名ブランド店であることがわかります。
多くの人に知られている著名な美術館・博物館、目印となるホテルや建物、有名なブランド店などは、基本的にローカル検索結果で上位表示されやすくなります。
とはいえ、掲載順位を上げるための要素をしっかり把握し対策しておけば、Googleからの評価を得ることができるので、著名な店舗や施設に割って入ることも可能なのです。
上画像のように、「表参道 ブランド」で検索した結果では、有名ブランド店よりもリサイクルショップや質屋が上位に表示されるようになっています。
これは、多くの店舗が「表参道 ブランド」で対策してきた結果だと言えます。
著名な店舗・施設よりも強いワードを見つけ出し、対策していくことも有効です。
ビジネスについてのウェブ上の情報
リンク・記事・店舗一覧なども視認性の高さに影響します。
その他にも、ホームページやポータルサイトなどの内容も影響します。
たとえば、ホームページのPV数が高いとGoogleビジネスプロフィールでも順位が高くなる傾向にあります。
主要ポータルサイトのように、Googleに評価されているサイトに掲載されていたら順位が高くなりやすいです。
クチコミ数とスコア
クチコミ数が多く評価の高いビジネス=知名度が高い、人気という評価につながりやすいです。
そのため、掲載順位も上がりやすくなります。
クチコミ数を上げるためには、オーナー側からユーザーに対してクチコミを促したり、クチコミに対しての返信も重要です。
クチコミを増やすための詳細は今日からできる!Googleビジネスプロフィールの口コミを増やす3つの方法をご覧ください。
過去の検索履歴などによっても表示順位が左右されるので、同じ場所・時間・ワードで検索したとしても、表示される順位が異なる場合があります。
そこで、履歴にかかわらず検索できる機能として“シークレットモード”があります。
シークレットモードを利用して検索していただくと、検索履歴に左右されなくなりますので、ぜひお試しください。
シークレットモードの設定の仕方はGoogle Chromeヘルプのプライベート ブラウジングからご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?ここでは、「掲載順位を決める3つの要素」と「クチコミ数とスコア」について説明しました。
検索地点から店舗の距離を変えることはできないので、関連性のワードを増やしたり、ウェブ上の情報を整えたり、クチコミを促したりしてGoogleビジネスプロフィールの知名度を上げ、Googleに評価されるように対策していきましょう!
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